節約道

節約方法、調べたのと試したのをコツコツ記録

新幹線と在来線特急の乗り換えで料金をお得にする方法

 

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2015年3月、北陸新幹線が華々しくデビューしましたねー。
2016年3月には北海道新幹線もデビューし、新幹線の旅が身近になっていきますね。

一方、新幹線のない地域では、在来線特急が各都市を連絡しています。
場所によっては在来線特急一本で行けたのに、新幹線が出来て乗り換えになり、料金も高くなったという地域もあるでしょうね。

そんな不便を解消するのが山形・秋田新幹線のようなミニ新幹線であったり、今回お話しする「新幹線の乗り継ぎ割引」です。

「新幹線乗り継ぎ割引」というのは新幹線と在来線の特急料金を合算すると非常に高額になるので、負担軽減のため在来線の特急料金を半額にするというモノです。

 

新幹線の乗り継ぎ割引の条件は?どうやって買うの?

乗り継ぎ割引にはいくつか条件があり、この条件を満たさないと割引になりません。

 

1.乗り継ぎ割引指定駅
 (1)東海道・山陽新幹線、新横浜〜新下関間の各駅
 (2)大阪駅(新大阪駅で新幹線に乗り継ぐ場合)
 (3)坂出駅と高松駅(岡山駅で新幹線に乗り継ぐ場合)
 (4)東北新幹線、新青森駅
 (5)青森駅(青森駅で新幹線に乗り継ぐ場合)
 (6)上越新幹線、長岡駅、新潟駅の各駅
 (7)北陸新幹線、長野駅、直江津駅(上越妙高駅)、金沢駅、津幡駅

上記の駅以外(東京駅、博多駅、富山駅等)は、在来線との乗り換えできても割引対象外となります。

 

2.乗り継ぎ割引対象料金
在来線の特急・急行料金が半額になります。(10円未満の端数は切り捨て)
指定席、自由席どちらでも半額になりますが、寝台料金・グリーン料金は対象外となります。

 

3.乗り継ぎ適用日
新幹線から在来線に乗り継ぐのは当日中のみで、在来線から新幹線に乗り継ぐ場合は
当日または翌日でもOKです。

 

4.乗り継ぎ割引適用は同時購入だけ
乗り継ぎ割引は新幹線と在来線の特急・急行券を同時購入する場合に限られます。
新幹線と在来線特急を乗り継いで、車内で精算しても適用にはならないのでご注意下さい。

5.在来線の乗り継ぎが2回ある場合
在来線の特急料金を比較して、どちらか料金の高い方が割引になります。

 

高山から特急「ひだ」に乗り、名古屋でのぞみに乗り換え、
新大阪から特急「くろしお」で和歌山まで行く場合は、距離の長い「ひだ」に乗り継ぎ割引が適用されます。

更に安く購入する裏ワザ ~分割購入

2回乗り換えがある場合も新幹線の区間を分割すれば、両方を割り引くことは可能です。

例えば先ほどの高山から特急「ひだ」に乗り名古屋でのぞみに乗り換えます。

この新幹線の切符を「名古屋ー京都」と「京都ー新大阪」に分割します。

そうすると新大阪から乗車する特急「くろしお」も乗り継ぎ割引が適用されます。

これは裏ワザ中の裏ワザで、窓口で同時購入はほとんど認めてもらえません。
面倒ですが、「ひだ」+「のぞみ」と「のぞみ」+「くろしお」は別購入となります。
乗車券はどちらかの窓口で通しで購入すればOKです。

認めてもらえないといっても、分割購入が規則に違反しているわけではありません。
時刻表には「どちらか高い方を割り引く」となっていますから、そのような形態では売れないので仕方ないでしょうね。