キッチンの水を節約する方法
キッチンは家庭内で三番目によく水を使うところです。キッチンでも節水を意識しておかないと、意外と無駄遣いしているものです。 どんなところで無駄が出て、どこを注意すればよいのか見て参りましょう。
一番水を使うのは食器洗い
食器洗いの基本は桶を使っての浸け置き洗いです。桶の中にはぬるま湯に中性洗剤を入れ、まず油の付いていないモノはそのまま浸けておきます。
油モノは新聞紙等で大まかに拭き取っておきます。 こうすることで他の食器に油が付くこともなく、環境負荷も軽減されます。
油モノは拭き取ってから洗う
先に油の付いていない食器を桶の中で全部洗ってから、流水ですすいでいきます。それから油モノの食器を桶に入れて洗います。油ぎれが悪ければ少し中性洗剤を足して洗うと良いです。 全てが洗い終わったら、まとめてすすぎます。
ここでのポイントは「桶で浸け置き」と「油モノの食器を分ける」ことです。油モノの食器を重ねたりフライパンに水を張って食器を浸け置きすると、油が付いて二度手間になるので注意しましょう。
水は出しっぱなしにしない
食堂などの洗い場では水道の水が出しっぱなしになっているのをよく見かけますが、すごく無駄遣いになりますね。 10分間蛇口を全開にすると150リットル以上の水が流れます!もったいないですね。
150リットルで40円ほどになるので、年間14,400円ほどになってしまいます。 浸け置きですすぐ習慣が付くと、30~40リットルほどの水で済みますから、かなりの節約になりますね。
節水コマを使う、流量を少なくする
水道から流れる水の量を少なくしてしまうのが「節水コマ」。これを蛇口に付ければ流量が半減するので節約になります。 またはシンクの下にあるバルブをドライバーで少し閉めて流量を少なくする方法もありますよ。
米のとぎ汁の再利用
米のとぎ汁は1回あたり5リットル以上出るでしょうから、これを手洗いに使ったり、食器洗い、シンク掃除、庭木の水やり等に使えば節約になりますね。 ただすぐに使わないと、置き場所に困ってしまいますが・・・。
食洗機の導入
キッチンの改装や引越しなどのタイミングがあれば、食器洗い乾燥機を導入するとかなりお得です。 投資額としては決して安くないですが、水道代、ガス代の節約ができて時間までも節約できるのが、主婦にとってはありがたいですね。
長い目で見れば節約効果は絶大ですから、良いタイミングがあれば考慮する価値はありますね。
このように「なーんだそんなこと」というような内容でしたが、これができていなければ早速今日から実践するだけで、 水道料金がきっと下がっていきますから、是非お試し下さいね!